センセーショナルな題名ですが、この場をお借りして人材アセスメントの結果を発表するのではないのでご安心ください。
さて、通常、昇進昇格を目的にした人材アセスメントの場合、その結果発表のスタンスには2つのパターンがあります。
① 受講者に定量的な結果を伝える
② 受講者に定性的に結果を伝える
①については学生時代のテストをイメージしていただければと思います。つまり科目別や総合の得点と平均点が提示され、他の参照データも含めて自身のレベルが明確になるパターン
②についても似た内容ですが、科目別や総合の得点は具体的に提示されず、「もっと頑張りましょう」「大変良くできました」など、ほのぼのとしたソフトなものを受講者に伝えることで、「これからも頑張ろう!」「もっとマネジメントを突き詰めなければ!」など、ゆるやかにモチベーションアップを図ることを目的にしたパターン
また、これ以外にも、受講者の方に向けた文章でのレポートを活用し、結果発表の理解を深めるアプローチも存在します。
この①か②かについては、企業さんの状況、受講者の方の個性、階層などによるので単純にどちらかがといったものではなく、踏まえて実施すべきと考えております。
では、今回の「人材アセスメントの結果発表」とはいったいなんでしょうか?
学生時代、テストの結果が順位で名前とともに廊下に掲示されていた場面(古い?)を思い出していただけますか?
そうあのイメージです!
いろいろなご意見があるかと思いますが、先日、ある企業さまに「人材アセスメントの結果発表」を行ってみてはとご提案させていただきました。
さすがに「35名の受講者、全員を」ではデメリットもあるので、15コンピテンシーの単純な合計点のトップ3名分で…。
そろそろお返事をいただけそうなので、弊社としても少しドキドキしております。おそらくこのドキドキが、結果発表を待つ身の辛さなんでしょうね。
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