2022年1月29日に「人材アセスメントの結果発表!」といった記事を本サイトに掲載しました。
その中では以下のような…。
<引用>
いろいろなご意見があるかと思いますが、先日、ある企業さまに「人材アセスメントの結果発表」を行ってみてはとご提案させていただきました。
さすがに「35名の受講者、全員を」ではデメリットもあるので、15コンピテンシーの単純な合計点のトップ3名分で…。
そろそろお返事をいただけそうなので、弊社としても少しドキドキしております。おそらくこのドキドキが、結果発表を待つ身の辛さなんでしょうね。
<引用終わり>
この続きについてのご報告です。
結論から申し上げると、この企業さまでは「15コンピテンシーの単純な合計点のトップ3名分」をオープンにしていただきました。当然、オープンにする際には受講者35名の方に対して説明と了承を、そしてオープンにする範囲は…。
なんと全社員に対して!
かなり思い切った取組みとなりましたが、最終的にはオーナー社長の鶴の一声で決定となった次第です。
この取り組みに対する社内で上がっている声は「大胆ですね」「こんなことあるんだ」などであり、その急進性を未だ消化しきれていない様子もあるそうです。
一方、「15コンピテンシーの単純な合計点のトップ3名」であるAさん、Bさん、Cさんに対しては、「当然の結果では」「納得できます」「Bさんがトップと思ったけど」「Fさん該当せずはやっぱりね」など、トップ3名の評価結果に約80%が肯定的であったようです。
否定的であった約20%、つまりこの3名がトップクラスの評価になることはおかしいという声は、その内容よりも出所に問題があるとオーナー社長は受け止めているようです。
肯定的な約80%の声は35名の受講者の階層(現在マネージャークラス)の部下階層から、否定的な約20%の声は35名の受講者の階層(現在マネージャークラス)の上司階層から。
スッパリ綺麗に区分されてはいないものの、昇進昇格を決定する際に上司の意見があまり役立たないことが実証されたとオーナー社長、さらに頭を抱えることになりました。
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